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戦略=タクティクス ってどうなんでしょう??

久々に英語と日本語の話です。ある秋の卒業式と、あるいは空を見上げるアネモイと。 のp.124で"戦略"という単語に"タクティクス"というルビがふってあるのですが、職業柄(w)違和感を覚えます。

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「ある秋の卒業式と、あるいは空を見上げるアネモイと。 」のレビュー

 朱門優の「ある秋の卒業式と、あるいは空を見上げるアネモイと。 」のレビューです。

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『コップクラフト』のレビュー

 えろげのシナリオライターではないのですが、賀東招二の『コップクラフト』のレビューです。ネタバレはなしの方向で 


『コップクラフト』
評価:★★★★☆

 読み終わった直後の感想は「あんまり大したことなかったな」というものでした。起承転結の形はしっかりしているものの、コンパクトにまとまりすぎていてあっさりと終わりすぎた感じでした。お約束はしっかりと守られていて安定感は抜群ですが、意外性や大掛かりな仕掛けは全くなく、期待しすぎると肩透かしを喰らうでしょう。

 しかしここで、あとがきにて「海外刑事ドラマを見ている気分で楽しんで頂けたら」という記述があったことを思い出すと「なるほど」と思わずにはいられませんでした。『刑事ナッシュ・ブリッジス』とかそんな感じです。これが大作映画のシナリオだったら平凡な印象ですが、海外ドラマの第一回だとすればまさにそのもの、といったところです。違うところがあるとすれば、渋くてクールな刑事モノにボーイミーツガール定番のおんなのこ要素と剣と魔法のファンタジー要素が加えられているところでしょうか。根っからの刑事ドラマ好きにはあどけなくらぶらぶしているところが邪魔だと思うかもしれませんが、いまのところラノベとしては甘甘というほどではありません。ファンタジー要素も『スターゲイト』かなにかだと思えば違和感はないと思います。というか『スターゲイト』そのものという感じですね。

 『コップクラフト』は続編も刊行される予定があるようで、このノリで続けてくれたらそれなりに面白いだろうなと思います。一方でライターに力があることは分かっているので、たまには大作映画っぽい派手なシナリオもあったらよいな、と期待しています。

 最後に、村田蓮爾の絵はすばらしいと思います。
 



コップクラフト (ガガガ文庫)コップクラフト (ガガガ文庫)
(2009/11/18)
賀東 招二

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『六畳間の侵略者!?3』の感想

 健速のつまらないラノベも三巻ともなると、読んでいる側の感覚が麻痺してくるのか、実はつまらなくもないかもしれない、という印象でした。予想よりも大分ハーレム化が進んでいて既に好感度MAXなキャラクターも既にいるのですが、第四巻も出版されるようです。続きではネタバレ気味に思うところを綴ります。


『六畳間の侵略者!?3』
評価:★★☆☆☆

 3巻で意外だったのは、これまで影の薄かったルースさんのフラグがいきなり立ったところです。えろげならこのままルートに突入するだろう、というくらいの急接近っぷりでした。
 扱いは大きくありませんでしたが、これまでクールビューティーに徹していたキリハにもフラグが立ちました。キリハに関してはまだ好感度上昇の余地があるので、4巻以降でキリハの当番回が来そうな感じです。
 ティア、晴海、早苗については既に攻略条件は満たしており、3巻では派手にやきもち合戦が展開されました。今後もこの3キャラについては好感度が維持されそうですので、この状況も維持されるのでしょう。
 逆にフラグが立っていないのが、ころな荘管理人の静香と自称魔法少女のゆりかでしょうか。静香はジョーカー的な存在で、106号室の争いも一歩引いたところで観ているようです。ゆりかは日々の生活に手一杯で常にてんぱっている感じです。フラグを立たせてしまうとキャラが崩れて没個性化しかねないので、この二名のフラグが立つかどうかは微妙なところ、立つとしても後回しになるのではないでしょうか。

 今回のシナリオでターニングポイントとなったシーンの一つが、孝太郎が喧嘩別れした早苗追いかける決意を固めたシーンですが、えろげだったらここでルート分岐の選択肢が出ているんだろうなあ、と思わずにはいられませんねw

 このシリーズはもはや106号室の争奪戦ではなく、完全に孝太郎争奪戦と化しています。「我らは侵略者だ」と言われても全く説得力がありません。第4巻では「あおきし」の登場、ティア関連の皇室関係者の登場が予告されていますが、それに対抗してキリハが絡んでくるかどうかが見所ではないかなと思っています。

六畳間の侵略者!?3 (HJ文庫)六畳間の侵略者!?3 (HJ文庫)
(2009/10/31)
健速

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『六畳間の侵略者!?2』のレビュー

 以前の記事のコメントで追記しましたが、健速のつまらないヤングアダルト『六畳間の侵略者!?2』を紆余曲折の末入手したので簡単な感想を書こうと思います。ネタバレは殆どありません。

タイトル:六畳間の侵略者!?2
著者:健速
評価:★☆☆☆☆

 第一巻ではえろげの体験版部分のようにヒロインが一人ずつ登場していくだけで完結しましたが、第二巻では重要な新キャラクターは出てきません。レギュラーとなったメンバーが体育祭を舞台にドタバタを繰り広げます。第一巻で背景が描かれたように、このシリーズのストーリーはテンプレヒロインズと鈍感な主人公が六畳間の領土争いをする、というものですが、今回のようにぐだぐだと書き続ければ10巻以上続けるのも可能そうな感じです。雑誌に連載されている短編シリーズ小説のノリですね。
 ストーリーは相変わらずつまらないです。ヒロインになにかをさせて、その解説に終始してしまっているのが大きな不満でした。キャラクターもほぼテンプレなので、機械的に書いている印象が強いです。えろげおたならば典型的なキャラゲーを想像してもらえば概ね近いイメージになると思います。ただし声や立ち絵が無いのでシナリオのつまらなさが目立ってしまいます。
 細かいことでやや気になったのは、領土争いで畳を180分割しているところです(幅1cmずつに分割)。畳の幅が江戸間と京間でどうこうというのはこのさい置いておくとしても、正方形に分割する(10cm角で18x9=108分割など)のが自然なのではないかなと思います。

 第二巻では、三巻に向けての露骨な伏線が張られており、次は六畳間の争いとは直接関係のない展開が少しあるのかもしれません。そちらは現在予約注文をしているところで、さすがに今回はすんなり入手できると思います。
六畳間の侵略者!? (HJ文庫)六畳間の侵略者!? (HJ文庫)
(2009/02/28)
健速

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